こんにちは Twitterフォロワー2.5万人の投資家セシル( @cesil_fx )です
損切りは資金の-2%でやればいいんでしょ?
多くの本にはそう書かれていますね
ここにみんなが負け続けている罠が隠されているんです
目次
損切りの常識に騙されるな
どの本を見てもネット検索しても資金の-2%~-5%で損切りしようと書かれています
はたしてこれは正しいのでしょうか?
結論から言うと正しくもあり、間違ってもいるです
巷にあふれている損切りの常識
FXトレードで利益を出すために重要なことの一つに損切りがあります
5%の損失を追ったら損切りするというルールをたてましょう
いやいや!ロットはいくらなの?全力ポジで5%なの?
ここにふれてる著書をほとんどみたことがありません
正しい損切ルールの設定の仕方
先に結論を書きますが正しい損切りルールの設定は
損切りラインを設定しそこまでのpipsを計算し-2~-5%の損失で収まるロットにするが正解です
間違った受け止め方をすると損切り貧乏に
間違った受け止め方とは全力でポジションを持って-2%で損切り
これだと全戦全敗も珍しくありません
表で解説してみましょう
※資金は100万円 国内25倍口座です
実行レバレッジ | ロット | 損切幅(-2%) | 損切幅(-5%) |
---|---|---|---|
20.8倍 | 16枚 | -12pips | -31pips |
10.4倍 | 8枚 | -25pips | -63pips |
4倍 | 3枚 | -66pips | -167pips |
いかがでしょう
レバレッジ付近限界(20.8倍)までポジションを取れば-12pipsで損切りしなくてはいけません
勝ち続けるには-12pips以内でエントリーポイントを厳選しなければならない
ある程度有効な損切幅を持たそうと思えばロットを落とすしかありません
海外口座は損切りルールすら守れない
次に海外口座(400倍)でみてみましょう
※資金は30万円です
実行レバレッジ | ロット | 損切幅(-2%) | 損切幅(-5%) |
---|---|---|---|
400倍 | 93枚 | -1pips | -2pips |
200倍 | 46枚 | -1pips | -3pips |
100倍 | 23枚 | -3pips | -7pips |
50倍 | 12枚 | -5pips | -13pips |
Twitterでアンケートを取るとほとんどの人が運用資金30万以下で海外口座が多数でした
この表を見るともう損切りルールさえ守れませんね
海外口座でも3枚(レバ4倍)とかでトレードできるのならいいのですが
そういう人はそもそも手数料の高い海外口座は使わないでしょう
※一攫千金を否定しているのではありません
損失%だけを見てはいけない
表を持ち出して分かりやすくするつもりが逆に混乱させてしまったかもしれません
ようは全力ポジションを持って-2%(-5%)ルールを守ると負けまくりますよということ
でもルールは守っているつもりなので
あれー資金がどんどん減っていくんだけど・・
ということになっちゃうんですね
バカみたいな話ですがじっさい私は3年以上この罠にハマり続けました
ロットを落とし損切り幅を広げる
損切りポイントまでのpipsを計算しそれで2%の損失で収まるロットにするが正解です
画像で言えば損切りラインまで55pips
ロットは3枚までに抑えておけば-2%ルールも守れます
また損切りは早くというのも間違った常識です
-2%の損失を受け入れたならそこまではしっかり待ちましょう
関連記事:【FX】待てば勝てるのになぜ待てない【三つの待つ】
まとめ
損切りの常識に騙されるな
損切りラインから逆算してロットを決める
早すぎる損切りは全戦全敗への道
関連記事:勝利を導く資金管理術
それでは今日はこのへんで