こんにちは Twitterフォロワー2.5万人の投資家セシル( @cesil_fx )です
トレードで勝てない原因の一つに白黒思考があります
白黒思考・・・・?
目次
白黒思考とは
白黒思考とは文字通り白と黒のどちらかの選択肢のない極端な発想のことです
考え方の癖ですね
こんなツイートをしました。
トレードで一番いけないのは白黒思考
損切りは必須だと学習すると徹底的に損切りをしていく
でも損切りは必要な場合としない方がいい場合があります利確についても一緒、微益で利確する場合もあれば伸ばす場合もある
相場に応じて対応を変化させていく力が1番大事
白黒思考はダメです
勝てない原因の一つは白黒思考だった
ツイッター上では損切り入れないという人と必ず入れるという意見に別れますね
ほとんどの人は損切りを入れてると思いますが・・
初心者はそうか損切りは必ず入れるべきなのかと学習すると全トレードに損切りを入れます。
それで勝てるのなら良いのですがほとんどの人はトータルで負けます
関連記事:固定概念を壊してみよう③損切りしてるのに負ける理由を心理的に解説と解決
損切りは入れないほうが勝てる?
そして損切は入れないほうが勝てるという意見を見たなら損切りを入れないトレードを始めそしてやはりトータルで負けます
どちらをやっても負けてしまう。もはや何が正しいのかわからない状態
過去を振り返れば私もこの白黒思考でかなり苦労した記憶があります
これはどちらの選択も正解で不正解
相場状況の変化についていくことが重要
例えば武道を始めたとして1つの技を覚えたとします。
その技だけで延々と勝つことは可能でしょうか?答えはNOですね
前回覚えた技で負けた。だから新しい技を覚えよう 前回の技は封印
そして新しい技だけで勝ち続けられるでしょうか?こちらも答えはNOですね
得意な技は誰にでも1つは出来るはずですがそれだけで延々と勝つことは不可能であり相手の出方によってパターンを変えていかないと行けないのは理解できると思います。
そして表面上の文脈だけ読み取りその中身は人によって違うことも理解しましょう
適正な損切り幅は?
例えばこの損切りを必ず入れるという意見でも-10pipsで入れるのか-1000pipsで入れるのかという議論はありません
前者は損切りに引っかかりまくり損切り貧乏になるでしょう
後者は損切りにひっかかる可能性ほぼありません
でも損切は必ず入れているという人になります
損切りを入れない人というのも低ロットでトレードしている可能性が強いですし
手動で損切りしている場合も当然ある
なので深堀りせず思考を固定化してしまうのは非常に危険
法則性を見つけようとしないこと
あと人の脳はできるだけ楽をしたいという特性がありますから何とかして法則性を見つけようとします。
例に出すと損切り-10pips 利確30pipsで勝てないかというふうに
これが駄目だと分かると次に損切-20pips 利確40pipsで試し続けたり
そこに相場の都合はありません
自分の都合でトレードしている
私のところにも損切りは何pipsでしますか?
みたいな質問がたまに来るのですが相場に応じて変化するので決まった答えはありません
相場の状況はある程度の規則性はありますがイレギュラーな動きは当然ありますので色々なパターンに対して柔軟に対応していくことが一番大事なことだと今では思っています
正しい損切りの考え方
人に損切りを教えるときは私はこういう例えをしています
雨が降ったら避難するのか?土砂降りで避難するのか?
はたまた雷がなったら避難するのか?
1時間もしたら雨は止む可能性が強いのに避難するのか?
津波がきたら避難するのか?大地震が起きたら避難するのか?
この例えは今自分がいる場所によっても違います
(今いる場所は資金管理と考えてください)
家の中(低レバ)にいるのなら雨くらいで避難する必要はありませんし雷でも不要でしょう
でも大津波がくるのなら家 (低レバ) にいても危険があるのなら必ず避難しなくてはいけませんね
損切り(避難)は状況により変わるもので必要、不必要の議論はそもそも不要なのではないでしょうか
利確についても同様です。伸びそうであれば伸ばす 伸びそうにないのなら利確するなど思考を固定化しないように気をつけましょう
関連記事:損切りの嘘 正しい損切りルール設定の仕方
まとめ
白黒思考をやめること
相場の変化に柔軟についていくことがトレードの本質
法則性を求めようとしない
それでは今日はこのへんで