こんにちは セシル( @cesil_fx )です
本日はランダムウォーク理論は正しいのか?テクニカル分析は無駄?というテーマで書きます
ランダムウォーク理論ってどうなんだろう
誰もが一度は考えることですね
ランダムウォーク理論で考えることも実は大事なんですよ
目次
ランダムウォーク理論とは
ランダムウォーク理論というのがあります。
相場はランダムなものでチャートに規則性はないので予測しても無駄という考え方ですね
この考え方が正しいかどうかは別にして実は取り入れる価値はあるのです
例えばこのチャート これから先どういうふうに動くか予測できますか?
答えはブレイクしてから一旦上昇に転じた
といいたいところですがこれはエクセルでランダムに作成したチャートです
このようにランダムで作成したチャートにもトレンドラインは機能したように見える・・・ということ
ランダムウォーク理論の思考を取り入れるメリット
チャートにある程度の規則はあると思いますが
ランダムウォーク理論の思考を取り入れる一番のメリットはチャート分析の呪縛から逃れられることです
自分が負けている原因はエントリポイントが悪いからだ
もっとチャート分析を勉強して精度をあげないともっともっと・・
こういう思考になるとトレード人生のほとんどをチャート分析に費やし他の部分に中々目が行きません
そうか相場はランダムな部分もあるのかもしれないな程度の思考は持つ
チャート分析を余りに信じ切ると建玉にバイアスがかかってしまい逆行しても、いやエントリーポイントは間違いないはずだからと自分の行動を正当化してしまいます
中立で冷静な判断が出来なくなるのです
チャート分析の信頼性
ある投資家がテクニカル分析のコンサルタントに指導をしてもらっていました(これは株の話)
チャートを見ながら
投資家「どこで買えばいいのかね?」
コンサルタント「まだです、もう少しお待ち下さい」(サポートラインを見ながら)
コンサルタント「ここです!ここが買いのポイントです」
投資家「間違いないのかね」
コンサルタント「間違いありません ここから上昇に転じます」
投資家「そんなのは嘘だ!見ていろ」
投資家はおもむろに電話をとりその銘柄を思い切り空売ったのです
結果その銘柄は暴落
投資家「どうだね、君の言っていた確実とは間違いだっただろう」
このようにチャートの裏側にはトレーダーという人間がいてチャートはそれを表したグラフにすぎないという事を理解してください
今回は株の話で一人の個人投資家で動かせる程度の銘柄の話でしたが
FXの世界でも大口しだいでは同様の事は発生するのです
今回の記事はチャート分析は役に立たないという意味ではなく不確実な部分もあるのですから固執しないようにしましょうという意味で書いています
ここでやっと他の部分に目が行く
チャート分析の呪縛と魅力から逃れることがてきた
ここでやっと他の部分に目が行くようになる
他の部分とは資金管理とメンタルの部分です
チャート分析は手法の部分にあたりますが本来勉強するべき順番は資金管理からなのです
資金管理が出来ていないからチャート分析してもメンタルも安定しないし手法もうまく機能しない
この辺の部分は下記の記事に詳しく書いてますのでぜひご覧になってください
関連記事:手法の研究にあまり意味はないです。資金管理のほうが大事
ライントレードだけが手法ではない
ほどんどの手法はチャート分析を元に作られています
いわゆるライントレードというものですがポジショントレードという手法もあります
これはポジションをいかに投下するかによって利益を上げる手法で
私がこの世界を見つけることが出来たのもチャート分析の呪縛から逃れたおかげです
この手法を覚えると1回1回のトレードに一喜一憂することなくトレードを組み立てることができるようになります
興味のある方は下記の記事をご覧になってください 無料部分だけでも価値はあると思います
まとめ
人は法則性を求める生き物
なのでチャート分析の魅力から中々逃れることが出来ません
ここにはまり込むとバイアスがかかり冷静で中立な判断が出来ません
なので相場にはランダムな部分もあるのだと思考に取り入れておくことが大事
それでは今日はこのへんで